Friday, January 13, 2017

Ribblehead Viaduct & Whernside



ヨークシャーの北のはじっこ、Ribblehead にあるViaduct(高架橋)を観にやってきました。

                                         地図の詳細はここをクリック

前の晩からイギリス各地で雪予報。リーズも朝起きたらうっすら雪がつもってました。
リーズから車で1時間半ほど北にある Ribblehead、、、まあ とりあえず行ってみよう、車道は問題なし、駐車場も平気、じゃあ ちょっと歩こうか という事でAAのウォーキングルートの地図と手にいざ出発。

この高架橋 1870 年に Midland railway 会社が Settle-Carlisle線をひくために造ったもの。
当時イギリスは鉄道建設真っ盛りの時代、ライバル会社の持っている東、西側を通らずにイングランドの真ん中をまっすぐ北に通すべく造られた物です。Settel とCarlisle間には 20 の大きな高架橋と14のトンネルも掘られています。その中で一番大きいのがこのRibblehead Viaduct/全長440m 高さ32m 150 万個のレンガと大きい物では 8トンもある石灰石のブロックで造られています。
この高架橋建てるために雇われた人たちはこのあたりに住いをあてがわれ 家族で暮らしていた人も沢山いたようです。でも仕事はつらく、事故も相次ぎ、また住まいも快適な物とはほど遠く 近くの村の教会の墓地には建設期間に亡くなった方々男女、子供も含め200ほどのお墓があるそうです。

1970年には 高架橋の安全性が疑われ路線は廃止が決定、しかしながら 廃止反対の国民キャンペーンによって修復もおこなわれ 今も列車が通っています。



振り向いた景色 写真真ん中に見えるてっぺんが平の山は Pen-y-ghent ペニーゲント
去年の夏はあの反対側をあるいてたんだなあ、、などど思いながら、、、それにしても雪がだんだん深くなってくるし、、、、
ウォーキングここから線路にそってBlea Mooreを上がっていきます。


これがYorkshire Tree Peaks ヨークシャーの3大ピークの地図
高い順 Whernside (736m)Ingleborough (723m)Pen-y-ghent(694m)


線路の向こうは Ingleborough イングルバラ

寒いけどお天気よくて気持ちいいー



冬の長ーい影法師とウサギの足跡



 小川を渡り、、、



途中で追い越された犬を連れたおじさん、、、ずっと先まで坂道は続く、、



登りきるとゲートがあってWhernsideのサイン もうてっぺんまで行っちゃえー


と登り始めたものの ここからが大変。石の階段があるんだけど凍ってつるつる
滑ると大変と深い雪の中を歩く、、。さっきのおじさんに追いついたと思ったら おじさんはしっかりウォーキングブーツに Ice Grip装着してる、、、さすが、、。
とにかく行けるところまで頑張ろう、終日快晴の予報だったけど風はかなり強くて 吹き飛ばされそー、、、。


エーあの先がてっぺん!ここまで来たからには頂上まで!



山の上にある湖

右の柵を超えれば もうすぐ湖水地方のあるカンブリア

 この先を進んで高架橋まで戻る一週ルートもあるけれど さっきのおじさんが そのルートは
 坂が急でもっとすべるから同じ道を戻った方がいいよ とのアドバイス。ありがたいー。
 という訳で 引き返し戻りました。
 実はとっても慎重に降りてきたのに平らな所についてほっとしたとたん すべってひっくり返りま
 した、、、。かなり豪快に、、。尾てい骨 痛い、、。でも大事にならなくて本当にラッキー。
 次回はアイスグリップとバラクラバ(目出し帽)持参だなあ、、備えあれば憂いなし
 お勉強になりました。

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